Mr.Venrey(ミスターベンリー)を使用している店舗において、写メ日記を自社のWordPressに取り込む場合、シティヘブンからメール投稿する方法が最も容易だ。
五反田のある店舗から、写メ日記を自社サイトの資産に変換できないかという相談を受けていた。その自社サイトはWordPressで構築されている。様々な手法を試みた結果、先述の方法が最も簡易であり、資産化しやすいという結論に達した。以下に、その経緯と手法を記述する。
Mr.Venreyを用いて、コンパニオンの女性を各風俗ポータルサイトへ更新している企業は多い。ただ、自社のオリジナルサイトやWordPressサイトを更新する手段は存在しない。女性の写真やプロフィールは自分で登録すれば良いが、重要なコンテンツである写メ日記は容易には行かない。
写メ日記の投稿は、風俗ポータルサイトのシステムを利用している店舗が多いのが現状だ。Mr.Venreyはそのポータルサイトから写メ日記を引き上げ、各ポータルサイトへの更新を行っている。写メ日記は重要なコンテンツであり、大量に稼ぐことが可能なコンテンツでもある。
そんな価値のあるコンテンツをポータルサイト任せにしていることは、事実上、ポータルサイトに店舗の働きを捧げているのと同じだと言える。ポータルサイトの仕組みを利用するのは仕方ないとしても、できることなら自社サイトの資産として保持したいところだ。
そんな時に考えるべきは、ポータルサイトの写メ日記投稿システムを利用して、自社サイトに取り込む方法だ。幸いにも、Mr.Venreyや各風俗ポータルサイトでは、投稿された写メ日記を他のポータルサイトへ同時に投稿するシステムが多くの場合備わっている。
最も簡単で、自社の資産にしやすく、かつ融通が利く方法は、Mr.Venreyから自社サイトへ直接取り込むのではなく、投稿しているポータルサイトから自社サイトへ同時投稿する方法だ。
相談に来た五反田の店舗では、シティヘブンを用いて写メ日記の投稿を行っていた。コンパニオンの女性たちは、姫デコを通じてシティヘブンへ写メ日記を投稿し、Mr.Venreyは10分ごとにシティヘブンから更新された写メ日記を吸い上げ、駅ちか人気!風俗ランキングや口コミ風俗情報局など各風俗ポータルサイトへ更新を行っていた。
同時に投稿するためには、Mr.Venreyで転送先を設定すれば良い。ただし、投稿が可能であっても、誰が投稿したのかは明確にはならない。この問題を解決するためには、Mr.Venreyの転送元設定で、コンパニオン専用のメールアドレスを設定する必要がある。
コンパニオンの女性に面倒な操作をさせたくない場合、メールアドレスは全て自分たちで用意する。女性たちはその存在を知らなくても構わない。この状態が最も理想的で、実現は可能だ。
最初にこの方法を考えた時、2つの問題点が浮かんだ。一つ目は、メールアドレスの取扱いだ。初めにGmailを考えたが、コンパニオンの人数分を作成することは現実的ではない。その理由は、Gmailが頻繁に本人確認を行うからだ。
二つ目の問題点は、Gmailではなく自社が管理する独自ドメインのメールアドレスを用いれば、無限に作成可能ではあるものの、Mr.Venreyからの転送時に、転送先のポータルサイトがドメインを弾く可能性があることだ。
一つ目の問題は容易に解決する。二つ目の問題に対しては、自社管理の独自ドメインを利用すれば良い。問題は二つ目の案におけるドメインが弾かれる可能性だ。Mr.Venreyからの転送時に、各ポータルサイトが写メ日記の更新を拒否する可能性がある。
解決策としては、写メ日記の投稿システムを利用しているシティヘブンから、自社サイトへ同時に投稿させることで問題を回避した。
必要なものは以下の通りだ。
- 自社サイトへ取り込むための転送先メールアドレスを1つ。
- 誰が写メ日記を投稿したのか判るようにするための、転送元メールアドレスをコンパニオンの人数分。
- WordPressプラグインPostie。
手順は下記だ。
- 独自ドメインで転送元となるメールアドレスをコンパニオンの人数分作る。
- シティヘブンにログイン→左メニューの姫デコ登録→対象のコンパニオンを選択→QRコードの下にある「女の子のメールに送信する場合」の「手入力する」を選択
- 入力欄に選択したコンパニオンのメールアドレスを入力し、送信する。
- シティヘブンの左メニューの女の子情報を選択→対象のコンパニオンを選択→「他サイトへの同時投稿」に転送先のメールアドレスを入力する。
- WordPressにPostieをインストールし、メールサーバーの情報やコンパニオンのメールアドレスを設定する。
- WordPressにて、コンパニオンのメールアドレスと対応したユーザーを、人数分作成する。
判りづらいのが、コンパニオンを判別するために使う転送元のメールアドレスの設定だ。もう一度、まとめておく。転送元の設定は下記の3箇所。
- シティヘブンの姫デコ
- WordPressに追加したユーザー
- WordPressプラグインPostieの「投稿を許可するメールアドレス」
WordPressのメール投稿におけるアクションフックは、通常の投稿と同じものが使用可能だ。具体的には、save_post、{$old_status}to{$new_status}、transition_post_status、{status}_{post_type}といったフックが利用できる。
写メ日記は、絵文字など特殊な文字が含まれやすい。その結果、WordPressが認識できずに?マークになってしまうことがある。これにより、視覚的な美しさが損なわれる場合が多い。その際には、投稿と同時に文字の置換または削除を行うことで問題が解消する。
さらに、シティヘブンから同時投稿を行うと、内容の下部にシティヘブンへのリンクが挿入されることがある。これを避けるには、アクションフックを用いて該当部分を削除するか、CSSを用いて視覚的に消すことを推奨する。
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